【ビギナー観戦塾】悩んでいるファンの方必見!先輩ファンの皆さんが語る!「現地の雰囲気」

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いつもビギナー観戦塾をご覧いただきありがとうございます。

今年も10月に開催されるF1日本グランプリ。すでに3月24日(日)から観戦チケットの一般販売もスタートしております。皆さんはもうチケットを入手しましたか?とは言ってもF1のチケットは高額。さらに場所によっては旅費もかかってしまって、行きたいけどもなかなか「行こう」と決断出来ない方も多いでしょうし、特に初めて行かれる方は、現地の雰囲気がイメージできなくて、それが不安になって観戦を諦めている人も少なくないはずです。

このビギナー観戦塾というコーナーが出来上がって、今年で4年目になりますが、まだまだ鈴鹿F1の魅力を隅から隅までご紹介できていないのが現状です。そこで、今回はF1日本グランプリ観戦経験があるファンの皆さんにご協力いただき、実際の現地観戦での思い出やサーキットの雰囲気を聞いて来ましたので、ご紹介させていただきます!これで、少しでも現地の雰囲気を感じ取っていただければと思いますし、現地観戦に行こうか悩んでいる方には「よし!行こう!」と最後の背中を押す“きっかけ”になれば幸いです!

【現地でしか感じ取れない雰囲気が大好き!】
30代・女性・奈良県 F1現地観戦歴:1997年から毎年(富士を除く)。今年で15年目

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鈴鹿サーキットのスタッフさんたち、鈴鹿の街の人たち、観戦に来るお客さん達で作ってきた“テレビ観戦では伝わらない”現地でしか感じ取れない「鈴鹿のF1」を楽しみに、毎年現地まで通っています。現地にいて一番楽しみなのは・・・レース終了後!各コーナーから戻ってくるコースマーシャルの人たちが観客に手を振りながら戻ってきてくれます。いつもレース中にクラッシュなど不測の事態に備えて待機して、常に安全にレースが進行するよう監視していてくれる。。。その事に感謝しながら、手を振り返す瞬間が毎年楽しみです。
「今年も無事に終わったなぁ。」という安堵と、「今年も終わっちゃったなぁ、また来年かぁ」という寂しさが入り混じった何とも言えない時間が、一番好きです。

初観戦は1997年。その時は車の免許もなく近鉄〜伊勢鉄道と乗り継いでサーキットまで言ったのも良い思い出です。だんだんサーキットに近づくに連れてF1のキャップやチームシャツを着ている人に会って、ワクワクしながらメインゲートに向かったのを今でも覚えています。当時あった「金曜共通エリア券」を購入してグランドスタンドで観戦したのですが、ホームストレートを駆け抜けていくマシンの速さとエンジン音の大きさに本当に驚きました!

【ピットウォークやサイン会でドライバーに会える!】
30代・女性・大阪府 F1現地観戦歴:4年

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2009年に初めて現地観戦したのですが、とにかくエンジン音が大きくて驚きました!もちろんF1を生で観たいからというのもありますが、鈴鹿サーキットの雰囲気が好きなので毎年観に行っています。

レースウィーク中に一番楽しみなのは木曜日の特別ピットウォークやサイン会!そこでF1ドライバーたちに会えるのが本当に楽しみです!あと、期間中にゲート前なので出待ちや入り待ちをするのも楽しみですね。

鈴鹿でのF1日本グランプリは毎年多くのドラマがあり、2011年には目の前でチャンピオンが決まり、そして2012年は可夢偉の表彰台を生で観ることができました!その時は可夢偉コールには本当に感動して今でも忘れられません!こういった“ドラマ”を目の前で観られるから、F1日本グランプリは毎年楽しみです!

【“仲間とF1話で盛りあがれる”1年に一度の楽しみです!】
30代・男性・滋賀県 F1現地観戦歴:2001~2012年(12年連続、今年で13年目)

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あのエンジン音と雰囲気、空気を感じたいから。そして、1年に1度しか会えない仲間たちと騒ぎたいから、毎年F1日本グランプリは現地まで観に行きます。初めて生で観た2001は・・・本当に衝撃でした!「すごい!!!マシン光ってる!!エンジン音すごい!!!!」と、興奮しっぱなしでしたね。

現地観戦での一番の楽しみは、仲間とF1話で飲み語らうことですね!今年で観戦13年目になりますが、現地へ行く度に仲間が増えました。レースウィーク中に鈴鹿の正面駐車場でタープテントを張って、仲間と飲み語らったり、富士の時はログハウスを貸し切って鍋やバーベキューで盛り上がったりと、レースを観る以外に「現地で出来た仲間に会える」という楽しみもあるので、毎年の観戦は欠かせません。

【“空気も震えて伝わってくる”あの異次元の空間が好き!】
30代・男性・広島県 1998年から富士スピードウェイを含め毎年

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一番の楽しみは、やはり音ですね!空気も震えて伝わってくる異次元の空間は、是非一度体験していただきたいです!初めて現地観戦した1998年のことは今でも覚えています。テレビの向こうでいつも観ていた「バーチャルの世界」が、目の前に現実として現れた感じでした。F1がわざわざ日本に来るのに、現地に観に行かない理由はありません!

私は1998年から毎年通っていますが、それぞれの年で色々なドラマがありました。一番思い出に残っているのが2002年の佐藤琢磨の5位!自身初の入賞がかかっていて、終盤はサーキット中が祈るように見守っていたのを今でも覚えています。あと2006年の「ありがとう鈴鹿」も感動しました。

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いかがだったでしょうか?
ここでは「楽しかった!」「嬉しかった!」という前向きな感想ばかり出て来ましたが、実際には苦労することもありますし、特に準備の段階などで大変なこともいっぱいあります。それでも、その大変な事を吹き飛ばしてくれるほどの「ワクワク感」がF1日本グランプリの会場内、鈴鹿サーキットにはたくさんあります。

私がよく現地観戦を悩んでいるファンの方に必ずお話することは「もし、F1に興味があるのであれば、絶対に“一生に一度は”現地観戦を体験するべき。少なくとも損はしません!」です。繰り返しになりますが、今回の先輩ファンの皆さんのコメントで、少しでも現地の様子がイメージできれば幸いです!

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<<最後に・・・>>
今回の企画でアンケート等にご協力いただいたファンの皆さん、本当にありがとうございました。たくさん回答をいただき、残念ながら全ての回答を採用することができませんでした。ご了承ください。
皆さんのコメントは、必ず今後のビギナー観戦塾でのF1日本グランプリ紹介のコーナーで役立てていきたいと思っております。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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