【SGT】2014鈴鹿合同テスト(セッション3):2日目もNSXが好調!午前は100号車がトップ

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2日目を迎えたSUPER GTの鈴鹿合同テスト。今日は土曜日ということもあり、多くのファンが朝からサーキットに来場。公式戦のような盛り上がりを見せている。

 現地鈴鹿サーキットは昨晩から降った雨の影響で、ハーフウエットの状態からスタート。しかし、各マシンが走りこんでいくにつれ、路面も乾いていきペースも上がっていく。途中、何度かコース脇でストップするマシンもあり何度か赤旗中断になったものの、特に大きなトラブル・アクシデントなくセッション3が進行した。

 昨日から速さを取り戻しているホンダNSX CONCEPT-GTはこの日も好調。その中でもセッション3ではNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(小暮卓史/武藤英紀)が果敢に攻める走りを披露し、1分50秒099をマーク。あまりベストなコンディションと言えない中で1分50秒台をマークし、さらに2位以下に対して0.9秒の差をつけた。2位にはNo.46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)が1分50秒998でつけ2位。昨日はライバル勢に遅れをとった格好だが、2日目になって上位に食い込んできた。3位にはNo.1 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/平手晃平)がつけている。

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 GT300クラスは、現在ランキングトップのNo.4 グッドスマイル初音ミク Z4(片岡龍也/河野駿佑)が2分01秒993でトップタイムを記録。NO.31 OGT Panasonic PRIUS(新田守男/嵯峨宏紀)が2位、No.2 シンティアム・アップル・MP4-12C(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘)が3位につけている。

 午後に向けて天候も若干ながら回復し、さらにタイムアップが期待される午後。注目のセッション4は14時00分〜16時00分まで行われる。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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