【ビギナー観戦塾】2015F1日本GP:観戦チケットの種類を一挙紹介!「カメラマンエリア・レディース・アウトレットシート・ファミリーシート」

©K.Oda/KANSENZYUKU

いつもビギナー観戦塾をご覧いただきありがとうございます!

いよいよ今週末に迫った2015F1日本グランプリのチケット発売!もう既に観戦エリアを決められた方も多いのではないでしょうか?

毎年観戦されている皆さんは観たい場所やターゲットにしているチケットが決まっている方も多いと思いますが、今年初めてF1観戦に行くという方は鈴鹿サーキットの公式サイトを見て……きっと混乱した人もいらっしゃったと思います。

今年も来場されるファンの皆さん全員に楽しんでいただこうと、それぞれの観戦スタイルに合わせた観戦チケットが販売されます。逆に言えばチケットの種類が多すぎて、どれを買えば自分に合ったチケットなのか?そもそも各チケットの違いが分からない…という方も多いでしょう。

そこで、今回は指定席から西エリアチケット、恒例のカメラマンエリアにレディース、アウトレット、ファミリーシートまで!それぞれ「どんなチケットなの?」という部分をご紹介していこうと思います。

今回は3月8日(日)10:00から発売される企画チケットです!

【企画チケットって何?】
1年に一度、日本でF1を観られるチャンス。それがF1日本グランプリです。各指定席で楽しむファンが多いですが、「もっと安く観たい!」「写真を撮りたい!」「女性同士で快適に観たい!」「周りを気にすることなく家族で観たい!」など、要望は様々。それに応えようと2010年から始まったのが、これの「企画チケット」です。

©Y.Oda/KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU

これまでの指定席とは違い「どのコーナーで観たいか?」ではなく、「どんなふうにF1日本グランプリを楽しみたいか?」をというものです。まずは企画チケットとして用意されているものを見て行きましょう。

【F1マシンの写真を集中して撮りたい!という方は…カメラマンエリアチケット】
F1だけでなく、国内レースでも大勢のアマチュアカメラマンの方がサーキットで望遠レンズを構えられていますが、F1日本グランプリでは走行するマシンの撮影に専念したい方のためのチケット「カメラマンエリアチケット」があります。

通常のチケットとは異なり、観戦するための座席はありませんが、コース内にいくつか専用の撮影エリアが設けられ、そこに自由に入場して撮影ができます(金曜フリー走行時であっても、カメラマンエリアチケット以外の方は入れません)。

©K.Oda/KANSENZYUKU ©Y.Oda/KANSENZYUKU

その分、周りには撮影をしたいファンのみしかいないため、今まで通常の席で周りに配慮しながらカメラを構える…という心配などもなくなります。さらに、対象チケット購入の方には、専用の「ビブス」が配られ、気分はまさにレース フォトグラファー!

今年もB2・ヘアピンエリアへの入場も選択できるチケット分け担っている他、大好評のクロークの有無も選択画面で選べるようになっています。毎年人気で完売してしまうチケットなので、撮影に集中したい方はお早めに!

【女性同士でF1を楽しみたい!という方は…レディースシート】
F1は男性のみが楽しむイベント…と思い込んでしまっている方はいませんか?実は女性ファンもすごく多いんです!そういったファンの皆さんにさらに快適に楽しく観戦していただこうとできたのが「レディースシート」です。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU ©K.Oda/KANSENZYUKU

今年はV1-2とV2-11席(グランドスタンド)、さらにB2-3席(1・2コーナー)に設置されます。観戦席の一区間をレディースシートにしているので、本当に女性同士で気軽に楽しく観戦できます!3エリアとも通常価格よりも安くなっている他、特にV1-2席は複数人で購入すると割引になるシステム!6人以上で申し込めば、1人あたりの値段は…なんと30,900円!通常価格のほぼ半額です。

スタンド周辺の環境も充実しており、特にV席裏には女性トイレに加えパウダールーム(GPスクエア内)も設置されていて便利です。また例年、レディースシート購入の方限定で配布されるグッズもあるので、そちらも必見!

ここから先の詳しい話は「Enjoy♡F女」でも連載中ですので、そちらを是非チェックしてみてくださいね!

【とにかく安価で観戦したい!という方は…アウトレットシート】
全席指定となっている観戦エリアの中には、フェンス越しでコースが見えにくい、マーシャルポストや電柱が邪魔!という場所がいくつかあります。その座席を通常価格より安価で販売するのが「アウトレットシート」です。

対象となるのは、主に東コースエリア。目の前がフェンスという最前列や、電柱等が真正面に来るなどのエリア。かなり値段が下げられており、V2席で37,100円、シケインQ2席は24,700円とほぼ半額!しかし、安い一方で通常席より障害物等で観えにくくなっていることだけ、予めご了承いただければと思います。

一部の席のみなので販売数も少なく、毎年即完売になってしまうアウトレットシート。「とにかく安く観たい!」という方はお勧めです!

【家族での観戦に便利!…ファミリーシート】
©K.Oda/KANSENZYUKU ©K.Oda/KANSENZYUKU

2013年の初登場以来、大好評のファミリーシート。最終コーナーのS席が専用エリアとなることが決まりました!基本的に「大人チケット+子どもチケット」という形でセット販売となるため、一般の方がここで観戦することはありません。今までは一般席で小さな子どもがはしゃいで周りに迷惑をかけてしまったりとか、、、授乳とかで困ったりとか、周りの一般ファンへの配慮とか、親御さんも苦労された経験があったと思います。しかし、ここは基本的にファミリーのみが集まる場所なので、以前と比べると気楽に観戦できますし、席上段(エリア入口付近)にはS席専用トイレに加え、パウダールーム、授乳室も完備!さらに子どもが遊べるプレイルームなども用意されています。

このファミリーシートも駐車場券をセットで購入できますが、メインゲートから一番近い3番パーキング。さらに最終コーナーエントランスを利用すれば、最短でスタンドまでアクセスでき、観戦後の帰り道もラクラクです!

©K.Oda/KANSENZYUKU ©K.Oda/KANSENZYUKU

そして、決勝レース後には最大の特典である「キッズ表彰式ツアー」が待っています!なんと、全車ピットイン後にメインストレートに入ることが出来、観戦席より近い場所から表彰式を生で観ることが出来ます!これも昨年、一昨年と大好評でした!

是非、今年はお子様と一緒に最高の思い出をF1日本グランプリで作ってくださいね!

©KANSENZYUKU

いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したチケットは全て3月8日(日)から発売されるものですので、ご注意ください。どれもあっという間に完売してしまう人気チケットですので、購入は本当にお早めに!

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

  1. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…
  2. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…

最近の記事

  1. ©️GTA 2024シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.3『S…
  2. SUPER GT Rd.2 富士スピードウェイ
    Rino Onodera 2024年シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.2『…
  3. Rino Onodera 2024年 AUTOBACS SUPER GT Rd.1『OKAY…
  4. Rino Onodera いよいよ、2024年シーズンのSUPER GT開幕戦が4月13〜1…
  5. 画像:鈴鹿サーキット いよいよ2024年のF1日本グランプリ開催が近づいてきました。例年より…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る