【SGT】2015最終戦もてぎ:GT300はTOYOTA PRIUSが今季2回目のポール

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2015年のSUPER GT第8戦もてぎ。GT300クラスの公式予選はNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一)がポールポジションを獲得した。

こちらはすでにチャンピオンが決まってしまっているが、全車ノーウェイトになってのガチンコ勝負となる最終戦は予選から白熱。特にQ1は上位13台の枠を奪い合う激しいタイムアタック合戦となり、No.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)、No.7 Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラー/荒聖治)など強豪勢がQ1から脱落するという波乱の展開となった。

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その中でも安定した速さをみせたのが31号車。Q1で中山がトップ通過を果たすと、続くQ2では開始直後に雨量が変化。それに対応したタイヤにすぐ変更し、嵯峨が1分56秒223を記録。2番手に2秒近い大差をつけた。これでポールポジションも決まりかと思われたが、プリウスのライバルであり、このもてぎ戦がラストレースとなるCR-Z GTが果敢にアタック。55号車の小林崇志がチェッカー直前まで攻め続けたが、最終コーナーで痛恨のスピンオフ。思うようなタイムを出せないまま終了した。

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結局、31号車プリウスが今季2回目のポールポジションを獲得。2番手にはNo.11 GAINER TANAX SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)、3番手にはNo.0 グッドスマイル初音ミクSLS(谷口信輝/片岡龍也)が入った。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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