【F1】2014年のF1復帰を目指す小林可夢偉、いよいよ今週中にも体制判明か?

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2014年シーズンのF1復帰に向け各チームと交渉を続けてきた小林可夢偉。2010年から在籍したザウバーを離れ、今年はスクーデリア・フェラーリと契約。F1に直接関わる機会は少なかったがWECのドライバーとして新しいフィールドで挑戦を続ける一方で、2014年からのF1復帰に向けパドックなどで積極的に動いてきた。当初は優勝争いが見込めるチームに限定しシートを探していたが、昨シーズン終了と同時に上位チームはほぼ全てドライバーが決定。お正月を迎える時点で決まっていないのはケータハムの2枠とマルシャの1枠のみとなった。

 今年もF1シート確保は絶望的かと思われていたが、昨年末になってケータハムとの交渉が進んでおり、同チームの有力候補との報道が飛び交い、これには日本のファンも可夢偉のF1復帰に大きな希望を持てたことだろう。

 その後は大きな進展がなく、新年を迎えた6日、可夢偉が自身の公式Twitterで「今週に今年の予定が決まるはず。本当に今は願うしかない。ここまでファンのみなさんありがとう。」と投稿。どうやらケータハム側の体制発表が近日中に行われ、そこに可夢偉の名前が入っているか否か?という状況まで来ているようだ。

 しかし、可夢偉以外にもシートを探しているポール・ディ・レスタやハイメ・アルグエルスアリなども交渉していると思われ、シート獲得競争は熾烈な者となっている。可夢偉は最後に「本当にここがやまばになりそう。一緒にwish(吉報を願うこと)お願いします」とコメント。

2014年シーズン、再びF1の舞台で可夢偉の活躍が見られるの?その最後の答えが、まもなく出ようとしている。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

  1. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…
  2. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…

最近の記事

  1. ©️GTA 2024シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.3『S…
  2. SUPER GT Rd.2 富士スピードウェイ
    Rino Onodera 2024年シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.2『…
  3. Rino Onodera 2024年 AUTOBACS SUPER GT Rd.1『OKAY…
  4. Rino Onodera いよいよ、2024年シーズンのSUPER GT開幕戦が4月13〜1…
  5. 画像:鈴鹿サーキット いよいよ2024年のF1日本グランプリ開催が近づいてきました。例年より…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る