【SGT】2014第5戦富士:ヒトコマ集(1)1日中イベント盛りだくさんだった土曜日!

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いつも観戦塾をご覧いただきありがとうございます!

先日富士スピードウェイで行われたSUPER GT第5戦。台風11号の影響で超悪天候となってしまいましたが、予選日18,500人、決勝日26,500人と熱心なファンがサーキットに駆けつけ、大盛り上がりとなりました。

今回もヒトコマ集で週末の様子を振り返っていこうかと思います。残念ながら他の用事でサーキットに来られなかった方は、是非「富士スピードウェイに行った気分」になってみてくださいね!

【8月9日(土)18,500人来場】

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土曜の予選日は、時々雨が降ってきましたが、朝の公式練習、午後の予選ともにドライコンディションで行われました。今年2回目の富士スピードウェイでのレース。それでも、朝から各コーナーにはSGTマシンの走行シーンを撮ろうとたくさんのアマチュアカメラマンの姿が見られましたね。

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今年からGT500マシンは全車がカーボンブレーキを採用。これまでのスチールブレーキよりも減速時間も短くなりました。また制動時は高温が発生しブレーキローターも真っ赤に。富士スピードウェイだと1コーナーと一番奥のダンロップシケイン手前で見ることができます。今回は特にホンダNSX CONCEPT-GTが真っ赤になっている印象でしたね。

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サーキットでは公式練習が行われている間も、グランドスタンド裏のイベント広場は大盛況!いつものギャルオンはもちろん、各メーカーのブースも出展し華やかな雰囲気に。ARTAのブースでは2012年まで活躍していたガライヤが展示。お子様限定で乗り込み体験も行われていましたね。

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レクサスブースにはRC Fのショーカーが展示されていたり、お隣のGAZOOブースには今回で300戦目を迎えたVitz RACEを記念して、過去のレース用Vitzが展示されていました。

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最近、大きなブースを出展しているBMW。今回もMシリーズがズラリ!か、カッコイイ。。。

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ここ富士スピードウェイでは、10月にWECが開催され、ル・マン24時間でも活躍したマシンがやってきます。そのPRブースも大きく展開されていましたね。中には2012年使用のトヨタTS040が展示されていた他、WEC富士ラウンドのアンバサダーを務める“Mr.ル・マン”こと寺田陽次郎氏も登場し、トークショーを開催。耐久レースの魅力やWEC富士戦の見どころを語っていました。

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また物販ブースの一角には現在F1で活躍中の小林可夢偉選手のオリジナルグッズも販売!実は夏休み期間中を利用して、可夢偉選手も富士スピードウェイに来場していました!(詳しい話は後ほど…)

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そして、サーキットでのレース観戦で欠かせない(?)のが、食!今回もたくさんの屋台が軒を連ねていました。富士宮やきそばのお店はもちろん、地元では有名なとんかつ屋さん「かつ榮」のとんかつバーガーを販売するお店も登場!レースを観るだけではなく、食を楽しめるのもサーキットならではですよね!

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お昼休みのピットウォークは、毎回のことながら満員!ドライバーからサインをもらったり、メンテナンス中のマシンを写真撮影したり、グッズをもらったりと、皆さんそれぞれのスタイルで楽しんでいました。

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そして、、、今年も発見しました!No.24 D’Station ADVAN GT-Rを応援する癒し系?ゆるキャラのコディちゃん!なかなかタイミングが合わず、今シーズンは会うことができていなかった取材班でしたが、ついに遭遇!24号車を応援するファンの方からも大人気でした!

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でも・・・「レースクイーンだけを撮影したいんで、、、」とファンの方にイジられ、、、あぁスネちゃった(笑)おそらく第6戦鈴鹿でも登場すると思いますので、興味がある方は是非24号車のピットへ!

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この他のゆるキャラたちもピットウォークでは大活躍!ミシュランのビバンダムは雨に備えて専用のレインコートをしっかり着用!レクサスのくま吉は、いきなりカメラを向けられあたふたしている様子(笑)

こうして和やかな雰囲気で行われたピットウォーク。いよいよ決勝のスターティンググリッドをかけたガチンコ勝負、公式予選です。

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GT500クラスは、いきなり降りだした雨の中でも唯一“最後に晴れる”とかけてスリックタイヤでタイムアタックを続けたNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/金石年弘)が大逆転で初ポールポジションを獲得。記者会見後のフォトセッションでは「ドヤッ!」というお2人の表情が印象的でした。GT300クラスはまさに0.001秒の大バトルを制し、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人)が2回目のポールポジションを獲得!こちらも記者会見後には全身で嬉しさを表現してくれていました。

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夕方は、こちらも恒例のキッズピットウォーク。毎回、富士ラウンドは多くの子どもたちに参加していただけるということで、30分×2セットの合計1時間コース!ただ、台風の影響で荒天になるかもという予報が出ていたので、5月ほどの賑わいではありませんでしたが、たくさんの子どもたちと親御さんが参加していました。

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今回は例年より1ヶ月早い夏休み期間中の開催となったため、初めてサーキットに来る子どもたちもきっといたと思いますし、中にはお父さん・お母さんに連れられてレースのこともあまり分からずに来ている子も、もしかするといたかもしれません。でも、こういったイベントをきっかけに「サーキットって面白いな、また来たいな」と思ってくれる子がいれば、幸いですよね!

さてさて、そんなキッズピットウォークでは、日産のピットは何やら賑やかなことに。実は今回で100戦目を迎える星野一樹選手と、この日が誕生日だったロニー・クインタレッリ選手のお祝い会が盛大に行われました。ピット前にはケーキが準備され、プレスのカメラマンもスタンバイ。さらに日産陣営だけでなく、彼らと親交のあるドライバーたちも集まっての会に!

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まず登場した星野選手。実は今回が100戦目と全然気づいていなかった様子で、とにかく驚いた様子。さらにサプライズで父である星野一義氏が花束を贈呈!感慨深いシーンでしたね。

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ひと通り撮影が終わると今度はクインタレッリ選手が登場!皆からバースデーソングが贈られ、ロウソクの火を消した瞬間…!はい、始まりました。お決まりのパターンに。

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一度、これが始まると後はドライバーたちは好き放題!特に本山哲選手が嬉しそう(笑)そして、いつもは大人しめのルーカス・オルドネス選手も一樹選手を攻撃するなど、、、もう収集がついてません(笑)

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何はともあれ、お2人ともおめでとうございました!

こうして、イベント盛りだくさんだった土曜予選日でした。
次回は、荒天に見舞われながらも多くのファンが来場してくださった日曜決勝日の様子を振り返っていこうと思います。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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