【SGT】2014最終戦もてぎ:MOTUL AUTECH GT-Rが優勝し、逆転チャンピオンを獲得!

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©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2014年のSUPER GT最終戦もてぎ。注目の決勝レースがツインリンクもてぎ(栃木県)で行われた。GT500クラスは5台のマシンがチャンピオン争いに絡む混戦。全てが決まる最終戦は、明暗が別れるレースとなった。

 昨日の予選でポールポジションを獲得したNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が好スタートを決め1コーナーへ。2位にNo.46 S Road MOLA GT-R(柳田真孝)、3位にNo.18 ウイダーモデューロNSX CONCEPT-GT (山本尚貴)が順当に続いていく。しかし後方では早くも波乱が発生。1つめのアンダーブリッジを超えた130RでNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)とNo.36 PETRONAS TOM’S RC F(ジェームス・ロシター)が接触。12号車はコースオフし後退。さらに接触行為のペナルティを取られ一気に後退してしまう。ポイントリーダーの36号車ロシターも接触の影響でマシンにダメージを負い、ペースが上がらず順位を落としていってしまう。

 さらに2位を走る46号車の柳田はイエローフラッグが振られている区間で追い越しをしてしまいペナルティ。序盤はペースよく走っていた3位の18号車も23周目のピットインした際、ドライバー交代をした伊沢拓也が痛恨のエンジンストール。GT500クラスは波乱に次ぐ波乱で順位が目まぐるしく変わっていった。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 そんな中、トップを走る23号車は順調に周回を重ねていく。後半スティントを担当した松田も安定したペースで走っていく。後続の混乱の隙に予選Q1敗退と出遅れてしまったNo.37 Keeper TOM’S RC F(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ)が2位に浮上するが、その時点で40秒近い差がついており、37号車に逆転の余地はなかった。

 全車がドライバー交代を終えた終盤。3位争いが白熱する。タイヤ無交換作戦で3位まで浮上したNo.19 WedsSport ADVAN RC F(脇阪寿一)だったが、徐々にペースが落ち4位No.24 D’Station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム)に加え5位に下がった18号車の伊沢が接近。ダウンヒルストレートや3コーナーまでの直線で3ワイドになるなど、詰めかけたファンを釘づけにするバトルを演じた。

 自らのエンジンストールで大きくロスをしてしまった伊沢は、何としてもポジションを取り戻そうと意地の追走をみせ、クルム、脇阪を次々と抜き残り8周で3位浮上。NSX CONCEPT-GTでの初レースとは思えないほどのパフォーマンスを発揮。これにはピットで見守っていた山本もガッツポーズで喜んだ。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU ©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 結局、スタートから終始安定した走りでトップを快走した23号車がそのままトップチェッカー。ランキング首位だった36号車が10位に沈んだため、逆転でシリーズチャンピオンを獲得。2位に37号車の伊藤/カルダレッリ組が入り、3位に18号車の山本/伊沢組が入った。

 パルクフェルメに戻ってきた松田。自身にとっては念願のSGT初タイトルだった。マシンから降りてヘルメットを脱ぐと、すでに涙を流して悲願の初チャンピオンを喜び、今年パートナーを組んだクインタレッリを笑顔で抱き合った。

『記事:吉田 知弘』

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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