2015年のVERIZONインディカー・シリーズ第7戦デトロイト(Race1)で、佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)が今季最高の予選4番手を獲得した。
今シーズンは開幕戦で予選5番手に食い込んだものの、決勝では不運なトラブルやアクシデントに見舞われることが多く、最高位はインディアナポリス(ロードコース)での9位。先週に決勝が行われた伝統のインディ500でも予選はタイミングが噛み合わず27番手と後方に沈み、決勝も13位。渡米6シーズン目は序盤から苦戦が強いられている。
そんな中、迎えたデトロイト・ベルアイルでのダブルヘッダー1戦目。ホンダエンジン勢では唯一ファスト6に進出すると、1分16秒5363をマーク。今季最高の4番手を獲得した。なおポールポジションは昨年王者のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。
決勝レースは日本時間の31日午前4時50分からスタート。琢磨以外、上位4列は全てシボレーエンジンが占めており、トップ3はパワーに加え、エリオ・カストロネベス、ファン・パブロ・モントーヤと強者揃い。今回もタフなレースになりそうだが、今季初の表彰台に好ポジションを獲得した琢磨。決勝レースの走りに注目だ。
佐藤琢磨コメント(Hondaリリースより)
「今日の予選で私たちのチームはとてもよい走りができ、ファイナルセグメントを戦うことができました。今シーズンの私たちは開幕戦セント・ピーターズバーグで一度トップ6入りをしており、今日こうして再びトップ6に入ることができ、とてもうれしかったですね。今日はマシンのハンドリングがよかったです。特に、予選の第1セグメントでのマシンがすばらしかった。HondaとHPDがマシンを速くするべく努力を続けてきてくれているおかげです。その上、私たちのチームはレースに向けたマシンの準備も順調に進めることができています。土曜日に行われる今週最初のレースが楽しみです」
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